小さな美術展とは

かまぼこ板は小さなキャンバス。ものを大切にする心を育んでいただきたい。

1982年(昭和57年)に、鈴廣創業120周年の記念事業としてスタートした「かまぼこ板絵コンクール」。食べたあとに残るかまぼこ板に、もう一度新たな命を吹き込むというコンセプトで開催し、その後、多くの方々に支えられて現在まで続くコンクールへと発展いたしました。思えば第1回展にご応募いただいた小学生も、母親に父親になられています。その方々のお子さまからご応募いただくこともあり、歴史の重さを改めて実感しております。

かまぼこ板絵コンクールは、「かまぼこ板絵国際コンクール 小さな美術展」と名を変え、現在も、年齢、国籍を問わず、全国各地からたくさんのご応募をいただいております。2004年には、芸術文化の振興に高く貢献した企業・企業財団に贈られる「メセナアワード2004 メセナ大賞部門 生活文化賞」を受賞しました。毎回すばらしい作品をお寄せくださる皆さまのお力のおかげでございます。

かまぼこ板は、捨ててしまえばごみになってしまいますが、その小さなキャンバスに想いを表現することで立派なアートになります。 このコンクールに参加いただくことが、アートを楽しむだけでなく、ものを大切にする心やリサイクルを知るきっかけになれば幸せです。

株式会社鈴廣蒲鉾本店
代表取締役 会長
鈴木 智惠子

株式会社鈴廣蒲鉾本店
代表取締役 会長
鈴木 智惠子

実行委員会のご紹介

小さな美術展実行委員会より

「小さな美術展かまぼこ板絵コンクール」は、鈴廣の創立120周年記念として、昭和57年(1982年)に第1回展を開催。第3回以後は、鈴廣から主催母体を小さな美術展実行委員会に移管し、全国的なコンクールに規模を拡大してまいりました。また、第10回展より「国際コンクール」と改称し海外へも広く募り、小さな絵画を通して諸外国との交流も深めております。今後も私ども「小さな美術展」の趣旨をご理解いただき、ご賛同頂ければ幸いに存じます。

小さな美術展実行委員会

実行委員長
久里洋二
事務局長
鈴木博晶
(株式会社鈴廣蒲鉾本店 代表取締役社長)
事務局
内藤久士、青木真紀、櫻井亜希、
長谷川牧子、早川佳予子
ジュニアの部「金のすず賞」受賞作品 『Fantasia』